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メゾンドヴァン鶉亭

Author:メゾンドヴァン鶉亭
京都鴨川のワインダイニングです

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「 正月飾り 」

遅れ馳せではございますが・・・

新年あけましておめでとうございます。
発生当初は、ここまで長続きするとは思ってもいなかった「新型コロナウィルス」で幕を開けた一年ですが、感染者数も現時点で最大数を呈し、行政の「要請」の下で、悲惨な営業を強いられている昨今です・・・ただ、今は「収束」に向けた政策を順守して一つでも明るい兆しが見えてくることを祈るばかりです・・・皆様から頂いた心温まる「応援」を糧に、日々尽力して行く所存です・・・。

今年「17年目」を迎える「八角蓮」や昨秋に頂いた「美男葛」etcでお世話になっている「花政」さんから、毎年アレンジして頂いている「正月飾り」全4点を添えて、新年のご挨拶とさせて頂きます・・・。


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本年も、何卒、よろしくお願い申し上げます。

(2021.1.07[THU[)

「 今月のおすすめワイン 」

今月のおすすめワイン

★1月のお勧めボトルワイン

GEVREY CHAMBERTIN.Clos Tmizot '10 (Pierre Damoy) \ 28,000
ジュヴレ シャンヴェルタン クロ タミゾ (ピエール ダモワ)

1930年代に“ジュリアン・ダモワ”が設立した歴史あるドメーヌで、所有する畑は95%が「ジュヴレ・シャンベルタン」、その内80%はグラン・クリュです。まさに「ジュヴレ・シャンベルタン」を代表する造り手の一人です。
1970年代、“ジャック・ダモワ”の時期にワインは軽いスタイルとなり名声に陰りが出ましたが、1992年に祖父と同名の“ピエール・ダモワ”に引き継がれ、果実味あふれる芳醇で力のある見事なワインを造るようになり名声が復活したドメーヌです。
「ピエール・ダモワ」の特徴は「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ」の最大の所有者であること、15haのうち最大の5.36haを所有しています。また「ジュヴレ・シャンヴェルタン・クロ・タミゾ」を単独所有しています。「ジュヴレ・シャンベルタン」の中心にありドメーヌの周りを囲むように位置している畑です。代々に渡って「ジュヴレ・シャンベルタン」村に銘醸畑を所有しており、非常に樹齢の古いブドウ樹に恵まれています。「シャペル・シャンベルタン」は平均約50年。「シャンベルタンクロ・ド・ベーズ」は80年以上の区画を含む畑です。「ジュヴレ・シャンベルタン クロ・タミゾ」は平均樹齢約70年以上の畑です。基本的にはリュット・レゾネ(減農薬農法)を実践し、化学肥料や除草剤などは使用しないことで大地の力を活かし、厳しい剪定とグリーンハーヴェストなどによって収穫量を抑えています。収穫は小さなケースを使っての手摘み作業を行います。30分以内に醸造所に運び込まれ、数人のグループで入念な選果を行います。除梗した後、ステンレスタンク(区画別に醸造、タンク容量は15〜60HL)で醸造所内の室温(約18℃)にて長めのプレマセレーションが行われます。全体での醗酵期間は約4週間(温度は高くても32℃)です。ピジャージュは必要と思われるときのみ(但し1日に2回まで)です。その後、ワインは全て木樽に移されます(アペラシオンによって30〜100%の新樽を使用)。バトナージュはしません。樽熟成は16〜24ヶ月。原則的に澱引きもコラージュもせず、フィルターもかけずに瓶詰めされます。
色調は透明感のあるルビー色、かすかに野生的なニュアンスをたたえた黒い果実と大地の香りをたたえた濃厚な果実のアロマ。香りとの一貫性を感じさせる味わいは、心地よい凝縮感と濃厚で美味な味わいを備えた、しなやかなミディアムボディ。余韻の長い素朴な後味が広がる。素晴らしい複雑味を表現したクラシックな「ジュヴレ・シャンベルタン」ワインです。是非、お楽しみ下さいませ!!!。

[2021.1.01(FRI)]

「 今月のおすすめワイン 」

今月のおすすめワイン

★12月のお勧めボトルワイン

NUITS ST-GEORGES.Les Boudots '12 (Mongeard Mugneret) \ 23,000
ニュイ サン ジョルジュ レ ブード (モンジャール ミュニュレ)

「ディジョン」から「ボーヌ」へと向かう街道沿い、「ヴォーヌ・ロマネ」の入り口に「ル・リシュブール」というホテルレストランがあります。このホテルを経営しているのが、村でも有数の大ドメーヌ、「モンジャール・ミュニュレ」です。
“モンジャール”の姓は17世紀の初め、1620年頃から「ブルゴーニュ」で見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系です。
現当主“ヴァンサン・モンジャール”の父、「ヴォーヌ・ロマネ」村の村長も務めた“ジャン”の時代にドメーヌは大きく成長。さらに“ヴァンサン”が拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33haにもなっております。
北は「マルサネ」から南は「サヴィニー・レ・ボーヌ」まで35のアペラシオンに散らばっています。ちょっとしたネゴシアン並みの規模です。「リシュブール」も所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといっても「エシェゾー」と「グラン・エシェゾー」といわれております。それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ」に次ぐ広さなのです。
前者は「エシェゾー・デュ・デュス」、「ルージュ・デュ・バ」、「レ・トゥルー」の3つの区画に分かれているのですが、1929年に植樹した「ルージュ・デュ・バ」のブドウはすべて「エシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュ」として瓶詰めされています。
「レ・トゥルー」は「エシェゾー」でも最下部にあるので肉付きがよく豊満な一方で複雑味に欠けると、“ヴァンサン”は言っているようですが・・・。ちなみにこの区画のワインは全量アメリカ向けになっているようです。日本向けの「エシェゾー」はもっとも優れたワインを生むとされる「エシェゾー・デュ・デュス」のものなので安心されたし、だとか。
除梗率はクリマとヴィンテージによって異なりますが、相対的に「エシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュ」や「グランゼシェゾー」は「エシェゾー」よりも全房の比率が高いです。それもあって、とくに「グラン・エシェゾー」は構造のしっかりした筋肉質のワインとなるようです。ブドウ栽培では2003年から一部の畑(「ニュイ・サン・ジョルジュ」1級畑「ブード」、「ヴォーヌ・ロマネ」1級畑「シュショ」、「プティ・モン」、それに全特級クリマ)でビオロジック農法を始めています。それ以外の畑はリュット・レゾネですが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なことだろうと思います。
今回、ご紹介の「ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ブード2012年」は、「ニュイ・サン・ジョルジュ」村にありながら、「ヴォーヌ・ロマネ」村の「レ・マルコンソール」に隣接する最高の立地場所にあります。色調は濃さを感じさせますが、透明感のあるルビー色、香りは、非常に妖艶でエレガント、すみれや赤系果実のほんのり紅茶やきのこなど様々な要素が次々と立ち上ってまいります。父“ジャン”の時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられたようですが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増しています。味わいは構造的でありながら、しなやかさも損なわない、素晴らしく調和のとれたワインになっております。間違いなく、質の高いワインを探している方に、安心して薦められるドメーヌのひとつです。 是非、お楽しみ下さいませ!!!。

(2020.12.01[TUE])

「 今月のおすすめワイン 」

リッジ

★11月のお勧めボトルワイン

RIDGE VINYARD CORRALITOS PINOT NOIR '18 (Santa Cruz Mountains) \ 18,000
リッジ ヴィンヤード コラリトス ピノ ノワール (サンタ クルーズ マウンテンズ)

「リッジ・ヴィンヤーズ」は、米国「カリフォルニア」州を代表する名門ワイナリーで、1986年に「大塚製薬」株式会社が取得しました。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴び続けています。
ワイン造りのアプローチは、伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培、ワイン醸造の両面において極力自然なプロセスを導いてやるというものです。不世出の天才醸造家にして「リッジ」の象徴でもある総帥“ポール・ドレーパー”氏は、40年以上にもわたって、極めてバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきました。なんと、当店「鶉亭」にもお越しになって頂いております。
氏は英国の権威あるワイン専門誌『Decanter』が2015年7月号で発表した調査記事の中で、「醸造家が選ぶ最も尊敬する醸造家」のトップ5に選ばれました。
この記事は、世界中にいるトップクラスの醸造家133名に対し、様々な質問を投げかけて回答を集計したもの。そのうちの質問のひとつが、最も尊敬する生産者が誰かを問うものでした。最上位5名については、その中での順位が明らかにされていませんが、“ポール・ドレーパー”氏が含まれています。
トップ5に入った他の醸造家は、フランス・「ブルゴーニュ」地方にある「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ」の当主“オベール・ド・ヴィレーヌ”、同じく「ブルゴーニュ」の「ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ」の当主“クリストフ・ルーミエ”、イタリアの醸造コンサルタントである“アルベルト・アントニーニ”、「ボルドー」を拠点に世界中でワインを造る醸造コンサルタントの“ミシェル・ロラン”の錚々たる面々でした。
今回ご紹介の「リッジ・ヴィンヤード・コラリトス・ピノ・ノワール2018年」は「リッジ」が約50年ぶりに仕込むことになりましたピノ・ノワール種の果実は、この品種にうってつけの気候条件をもつ、冷涼なブドウ畑から入手しています。「モンテベロ」の自社畑から、太平洋沿岸の都市「サンタ・クルーズ」の方向へ60kmほど走ったところにある、「コラリトス」地区の「ガリ・ヴィンヤード」でございます。2013年に、小児科医の“ジョセフ・ガリ”とその妻の“ジャニス”が植えた、卓越したテロワールの畑で、ピノ・ノワール種については、数種類の品質に秀でるクローンが選ばれています。この畑は、「AVAサンタ・クルーズ・マウンテンズ」の南端の境界線上に位置するものの、現時点では同AVAに含められていません。そのため、ラベルには「サンタ・クルーズ郡 SANTA CRUZ COUNTY」の文字が、畑の位置を示す名称として記載されています。
手摘みで収穫され、除梗・破砕(一部は無破砕)ののち、天然酵母で発酵させます。マロラクティック発酵も、天然乳酸菌で100%行われます。樽熟成によってオーク風味を加えられ、最小限の亜硫酸添加(破砕時に35ppmを添加し、熟成期間中55ppmを追加)、無濾過で瓶詰め。最低限の人為的介入という「リッジ」の哲学に沿って、すべての工程が行われております。
華やかな赤系果実のアロマに、ミント、樽由来のココナッツやバニラ、ブラウンスパイスが複雑な趣を添えています。非常に立体感がある滑らかな口当たりの後に、存在感のあるタンニン、快活な果実味と程よい凝縮感が感じられます。見事な統一感を備えた仕上がりで、美しく芳しい余韻が長く続きます。
 是非、お楽しみ下さいませ!!!。

その他のラインナップもご覧ください。

RIDGE VINYARD MONTE BELLO CHARDONNAY '13 (Santa Cruz Mountains) \ 28,000
リッジ ヴィンヤード モンテベロ シャルドネ (サンタ クルーズ マウンテンズ)

RIDGE VINYARD CHARDONNAY ESTATE '18 (Santa Cruz Mountains) \ 21,000
リッジ ヴィンヤード シャルドネ エステイト (サンタ クルーズ マウンテンズ)

RIDGE VINYARD MONTE BELLO '09 (Santa Cruz Mountains) \ 45,000
リッジ ヴィンヤード モンテベロ (サンタ クルーズ マウンテンズ)

RIDGE VINYARD CABERNET SAUVIGNON ESTATE '14 (Santa Cruz Mountains) \ 22,000
リッジ ヴィンヤード カベルネ ソーヴィニィヨン エステイト (サンタ クルーズ マウンテンズ)

RIDGE VINYARD MERLOT ESTATE '12 (Santa Cruz Mountains) \ 20,000
リッジ ヴィンヤード メルロー エステイト (サンタ クルーズ マウンテンズ)

RIDGE VINYARD LYTTON SPRINGS '16 (Dry Creek) \ 18,000
リッジ ヴィンヤード リットン スプリングス (ドライ クリーク)

RIDGE VINYARD GEYSERVILLE '17 (Alexander) \ 18,000
リッジ ヴィンヤード ガイザーヴィル (アレキサンダー)

RIDGE VINYARD ZINFANDEL PASO ROBLES '16 (PASO ROBLES) \ 15,000
リッジ ヴィンヤード ジンファンデル パソ ロブレス (パソ ロブレス)

RIDGE VINYARD ZINFANDEL EAST BENCH '17 (Dry Creek) \ 14,000
リッジ ヴィンヤード ジンファンデル イースト ベンチ (ドライ クリーク)

(2020.11.01[SUN])

「 今月のおすすめワイン 」

今月のおすすめワイン

★10月のお勧めボトルワイン

GEVREY CHAMBERTIN.La Justice '15 (Antonin Guyon) ¥ 14,000
ジュヴレィ シャンベルタン ラ ジュスティス (アントナン ギヨン)

「サヴィニー・レ・ボーヌ」村に本拠を置く「アントナン・ギヨン」は、48㏊のブドウ畑を耕作する大ドメーヌです。
1960年代に先代の「アントナン・ギヨン」が「ジュヴレ・シャンベルタン」村から「ムルソー」村にかけて秀逸なクリマを手に入れ、70年代になると、その息子で現当主の“ドミニク”が、「オート・コート・ド・ニュイ」に点在する350もの区画を80軒の農家から買い集めました。
「ブルゴーニュ」ACと「オート・コート・ド・ニュイ」のワインは「ドメーヌ・ドミニク・ギヨン」、それ以外のアペラシオンは「ドメーヌ・アントナン・ギヨン」の名がラベルに冠されています。
これだけ広大なブドウ畑をもちながらビオロジック栽培にも熱心で、2015年から正式に移行。2018年にはエコセールの認証を取得予定というのです。
収量はアペラシオンやヴィンテージに応じて28~42hl/haですが、2016年は遅霜の被害が甚大で、「ボーヌ」村の生産量はなんとゼロ、お膝元の「サヴィニー・レ・ボーヌ」村もわずか1割という状況でした。
ワイン醸造はいたってトラディショナル。畑と醸造所の2回にわたって選果をし、完全除梗のうえ、発酵前に10度の低温浸漬、ピジャージュ、ルモンタージュ、デレスタージュ(ルモンタージュの一種)によって抽出を行う。発酵容器は古式ゆかしき木製の開放槽です。熟成用の樽は「フランソワ・フレール」と「ダミー」を中心とし、新樽の比率は平均25%です。
赤は18ヶ月間の熟成を施し、白は全房で圧搾後、小樽発酵。週に1回のバトナージュを行い、「コルトン・シャルルマーニュ」の18ヶ月は例外として、他のアペラシオンはだいたい12ヶ月の樽熟成を行います。
白は「ピュリニー・モンラッシェ」の1級「ピュセル」、「ムルソー」の1級「シャルム」、それに特級「コルトン・シャルルマーニュ」。赤は特級に「コルトン・ブレッサンド」、「コルトン・クロ・デュ・ロワ」、そして「シャルム・シャンベルタン」といった銘醸畑を所有しています。
今回おすすめの「ジュヴレ・シャンベルタン・ラ・ジュスティス」、「ドメーヌ・アントナン・ギヨン」ではとても日当たりの良い、2,58㏊を所有しています。土壌は粘土石灰質で、樹齢は35年。手摘みで小さいケースに収穫し、カーヴで選果を行い、木製のタンクで時間をかけて醸造します。ピジャージュと温度管理をし、オーク樽(三分の一は新樽)にて18か月熟成の後瓶詰めされます。美しいガーネット色に輝き、グリオットの果実香が非常に顕著感じ取れます。全体的に丸みがありバランスも良く、タンニンは繊細、早くも熟成し始めた複雑さもかすかに果実味と共に楽しめます。評論家受けを狙った大柄なタイプではなく、「アントナン・ギヨン」のワインは繊細にしてエレガント。料理と寄り添う、伝統的なスタイルを貫いています。
是非、秋の夜長のワインとして、ご指名下さいませ!!。

(2020.10.01[THU])

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