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「 今月のおすすめワイン 」

クロワ デュ カース

★2月のお勧めボトルワイン

CHATEAU LA CROIX DU CASSE '00 (Pomerol) 17,000
シャトー ラ クロワ デュ カース (ポムロル)

「シャトー・ラ・クロワ・デュ・カース」は、1855年の「メドック」格付シャトーを一手にまとめあげる、グラン・クリュ委員会会長で、格付の「シャトー・バタイエ」や「シャトー・トロット・ヴィエイユ」の格付シャトーを初め、数々のシャトーの所有で知られる“フィリップ・カステジャ”氏が近年まで所有していましたシャトーです。醸造コンサルタントに“ジル・パウケ”氏と、「ボルドー」大学醸造学部教授であり、世界的に有名な“ドゥニ・デュブルデュー”博士という、「サンテミリオン」格付第一級「シャトー・シュヴァル・ブラン」と同様の最強コンビを迎え(“ジル・パウケ”氏はサンテミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセの「シャトー・シュヴァル・ブラン」や「シャトー・グラシア」、「ル・ドーム」など、右岸を代表するワインを手掛ける醸造コンサルタント。“ドゥニ・デュブルデュー”博士は、世界を舞台に、「シャトー・ディケム」、「レーヌ・ヴィニョー」、「シャトー・シュヴァル・ブラン」、「シャトー・カルボニュー」、「シャトー・オー・バイィ」、「シャトー・ラフォン・ロシェ」などを含む100以上のエステートのコンサルタントを務めています)、「ポムロル」を代表するワインに成長させました。
「シャトー・ラ・クロワ・デュ・カース」は「ポムロル」の南に位置し、「シャトー・ボー・ソレイユ」に隣接、鉄分を含む硬い岩盤を砂利質が土壌を覆うため、ワインは魅力的な高い香りを持ち、風味に溢れ、すばらしい果実味を備えたワインを産するといわれています。
今回、おすすめの2000年ヴィンテージは、“フィリップ・カステジャ”氏所有以前の作となり、あの「シャトー・クリネ」を復活、大成功させた名醸造家の“ジャン・ミシェル・アルコート”氏の遺作となっております(残念なことに2001年に急逝されたのです)。“ジャン・ミシェル・アルコート”氏の管理と“ミッシェル・ロラン”氏の醸造コンサルタントという最強コンビでの布陣で、これが長く続いていれば、手の出ない価格になっていたかもと噂されています。
平均樹齢35年、メルロー種70%にカベルネ・フラン種30%を長期間オーク樽で熟成させます。色調は濃いルビー、とてもエキゾティックなトップノーズは、トリュフ、プラムリキュール、ブラックベリー、アジアのスパイスに、かすかに西洋杉とオーク樽、ミルクチョコレートのニュアンス。抜栓してすぐは頑強なタンニンのためか内向的な雰囲気が感じられますが、時間と共に凝縮感のある果実味が現れてきます。18年の熟成がもたらす、広がりのある舌触りと非常に柔らかい味わいは、まさしく秀逸な「ポムロル」ワインでございます。今宵は是非、悲運の天才“ジャン・ミシェル・アルコート”氏の遺作をご堪能下さいませ!!。

(2018.2.01[THU])

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