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メゾンドヴァン鶉亭

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「 今月のおすすめワイン 」

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「秋の訪れ」と共に、恋しくなるのが“ブルゴーニュ”の赤ワイン・・・今月は、その中でも特に「華やかさ」と「切なさ」が、余計に人恋しくさせる“シャンボール・ミュジニィ”村のワインをおすすめします・・・いつものように「ソムリエ・森下」のコメントで、どうぞ・・・。

★10月のお勧めボトルワイン

CHAMBOLLE MUSIGNY.Les Fuees '03 (Jacques Frederic Mugnier) \22,000 (\25,410)
シャンボール ミュジニー レ フュエ (ジャック フレデリック ミュニレ)

1863年に設立のこのドメーヌは「シャンボール・ミュジニー」村に本拠を構え、同村に「ミュジニー」、「ボンヌ・マール」の2つのグラン・クリュを筆頭に4ヘクタール強の畑を所有しています。2004年ヴィンテージより、以前から“ミュニエ”家の所有だったが、前世紀の初頭、“フェヴレ”家に貸し出されていた「ニュイ・サン・ジョルジュ」村のプルミエ・クリュが戻り、それにより、畑の規模も3倍以上に広がりました。現在の運営は、1985年より“ジャック=フレデリック”の息子“フレデリック”氏が携わっております。
葡萄の栽培においては、化学肥料、除草剤は使用せず、害虫対策にも化学薬品は使用していません、替わりに食虫グモを畑に放すなど、地道な努力を怠らない。収量においてもヴァンダンジュ・ヴェールト(緑色の小さな房の段階で切り落とす作業。残った房に養分を行き渡らせ、より濃縮したぶどう果を収穫するため。)以前に春の剪定でしっかりと芽を切り詰め、収穫においては選果を徹底し、決して遅摘みはしない。培養酵母には頼らず木製の開放の槽で発酵を開始。ピジャージュは1日に5回と多くおこない、色素、構成要素の抽出を図る。熟成に用いる樽はドメーヌで3年以上自然乾燥させ、焼きはごく軽いものを使用。
「シャンボール・ミュジニー」は大きく南北に個性が分けられる、南側は特級畑「ミュジニー」、一級畑「アムルーズ」が代表されるとおり、気高くも流麗、しみ入るような細かいタンニン、ピュアな赤い果実のイメージに対し、北側は特級畑「ボンヌ・マール」が表現するように、おおらかでパワフル、圧倒的な質感、比較的黒い果実のイメージが目立ちます。今月ご紹介の「シャンボール・ミュジニー・レ・フュエ’03」は、後者の特級畑「ボンヌ・マール」に隣接するポテンシャルの高い一級畑ですが、わずか0.71haの所有で年産は1500本から3500本といわれています。バラ、プルーン、ラズベリージャム、土、黒いスパイス、ヴァニラのねっとりとした重めの香り。ふくよかで力強く、口に含むと濃い甘さと少し粗いパワフルなタンニンがブワッと広がるあたり、いかにも「モレ・サン・ドニ」村側の「シャンボール・ミュジニー」の個性。高いアルコールに支えられ、ひとつひとつの要素が大きくシルキーに整った質感と破綻なく長く続く味わい非常に素晴らしいです。
今月は、是非「シャンボール・ミュジニー」をお楽しみ下さい!!。

(2009.10.01)

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