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メゾンドヴァン鶉亭

Author:メゾンドヴァン鶉亭
京都鴨川のワインダイニングです

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「 お心遣い 」

ラナンキュラス

毎年、この時分に「周年祝いの花束」をお持ち頂く「常連様」が昨日お越しになられて、ご覧頂いてます色鮮やかな“ラナンキュラス”のブーケを頂戴して、玄関の靴箱の上に飾らせて頂いてます・・・花言葉は「晴れやかな魅力」・・・有り難いお言葉です・・・店として、いつまでも失わないよう又、更なる輝きを放つべく邁進して行く所存です・・・末永いお付き合い、よろしくお願いします・・・。

(2017.3.28[TUE])

「 花の回廊・式典 & ライトアップ 」

花の回廊ー式典

先週の土曜日に「鴨川を美しくする会」や「京都鴨川ライオンズクラブ」など6団体で作る“鴨川・桜ライトアップ”の実行委員会の式典が四条大橋を下った対岸で行われました・・・鴨川でのライトアップは、09年に「北山通~北大路通」で実施されてから「8年ぶり」という事です・・・。

ライトアップ

日も沈んで、辺りも暗くなった頃を見計らって、丁度真向いの「紅白枝垂れ」にLEDの明かりが灯りました・・・まだまだ「蕾」すら固く開花の時期すら予想できませんが、咲き揃う頃には「絶景の花見スポット」になろうことかと思います・・・先日、昨年の「満開」の様子をアップしましたが、木屋町の桜同様、新名所になってくれたらと期待も膨らみます・・・。

(2017.3.27[MON])

「 花の回廊・ライトアップ 」

枝垂桜

ご覧頂いてますのは、対岸の「紅枝垂桜」の満開の様子です・・・もう「30年」前になりますが、この一帯「三条~七条」の川端通は、当時並行していた京阪電車と琵琶湖疎水が地下化して、その後、京都府と京都市の「花の回廊」整備事業が1999年に完成して、四季折々を愛でる花々が、行き交う人々の憩いのスポットとなりました・・・毎年、鴨川の「桜祭り」の頃には、「三条~四条」間でライトアップされてましたが、今年は木屋町の「桜ライトアップ」とほぼ同じ期日(3/25~4/12)で「御池~五条」の桜がライトアップされます・・・この時分の当店の高瀬川沿いの個室は、馴染みのお客様の予約でほぼ満席となっておりますが、鴨川沿いのお席はまだまだ余裕がございます・・・ご予約、お持ち申し上げます。

(2017.3.11[SAT])

「 お蔭様で13周年 」

胡蝶蘭

お蔭様で、この「15日」をもちまして、当店は「13周年」を迎えます・・・早々に「5本立ち」の立派な胡蝶蘭のお祝いをお贈り頂きました「M様」・・・いつも、お気遣い頂きまして、ありがとうございます。今後とも末永いお付き合い、何卒、よろしくお願い申し上げます。

(2017.3.01[WED])

「 今月のおすすめワイン 」

アンリ・グージュ

★3月のお勧めボトルワイン

NUITS ST-GEORGES.Clos des Porrets St-Georges '09 (Henri Gouges) ¥ 20,000
ニュイ サン ジョルジュ クロ デ ポレ サン ジョルジュ (アンリ グージュ)

 「ニュイ・サン・ジョルジュ」村で忘れてはいけない造り手が「ドメーヌ・アンリ・グージュ」です。低収量型品種のクローンを作る名人でもありました創設者の故“アンリ・グージュ”は、原産地呼称制度の誕生と発展にその生涯をかけた人物でもありました。
1930年代まではこの村を含め「ブルゴーニュ」全土におきまして、偽者ワインが横行し、「ローヌ」産のワインまでもが高名な村名をまとったボトルに化けていました。ワインは樽で売買されるのが商慣行で、それから先の品質は良くも悪くもネゴシアンに委ねられていたのです。そうした事態に対し、悠然と立ち向かったのが、「ヴォルネ」村の“マルキ・ダンジェルヴィーユ”氏や“アンリ・グージュ”氏でした。彼らは本来の生産地をラベルに記載することを重視、商人(ネゴシアン)の手を離れ、自らワインを瓶詰めする事を決意します。これが「ドメーヌ元詰」の誕生となります。大恐慌により普通でもワインが売れなくなっていた経済状況において、1933年、“アンリ”は最初の元詰めワインを売り出します。こうした英断により、今日、我々がまがい物を掴まされずにすんでいるのです。
彼は1920~30年代の不況下、土地の価格が低落して数多くのブドウ畑が売りに出される中、最良の区画を次々と買収してドメーヌの基盤を築いていきます。「サン・ジョルジュ」地区を中心とした優れた一級畑から生み出されるワインは、その功績と共に、「ニュイ・サン・ジョルジュ」の指標と称えられていました。
1967年、“アンリ”の死去により、二人の息子が引き継ぐことになりますが、残念なことにその評価は激変、酷評にさらされるようになります。先代の偉大なる実績にアグラをかいた結果といえるのでしょうが、1980年代後半からは、それぞれの息子(従兄弟同士)が仕事を分担してドメーヌを切り盛り。低迷した時期を、“ピエール”(栽培担当)と“クリスチャン”(醸造担当)が立て直しに成功したのです。
数々の優れた1級畑を所有する“グージュ”家ですが、中でもこの「クロ・デ・ポレ」は、同家が誇るモノポール、自然とワインの造りにも力が入ります。3.5ha、平均樹齢30年ですが、区画の一部は樹齢70年、若木とのアッサンブラージュによって、良いバランスが生まれます。「エレガンスと洗練」を身にまとう珠玉の1本でございます。リッチなタンニンと自然の葡萄の甘みが感じられる豊かな味わい。しっかりとしたストラクチャを持ち、実に濃厚、フィニッシュに上品なスパイスを感じます。一般的な「ニュイ・サン・ジョルジュ」よりスタイリッシュな印象を受けますが、はっきりとしたストラクチャが主張する、南部「ニュイ・サン・ジョルジュ」の魅力的なキャラクターを十二分に表現しています。
ようやく春の暖かさを感じ始めました3月の美食の会の主役としてスターターとして、是非、お楽しみくださいませ!!。

(2017.3.01[WED])

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