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Author:メゾンドヴァン鶉亭
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「 今月のおすすめワイン 」

フーリエ

★9月のお勧めボトルワイン

MOREY ST-DENIS. Clos Solon (Fourrier) '09 \25,000
モレ サン ドニ クロ ソロン (フーリエ)

「ドメーヌ・フーリエ」は本拠地を「ジュヴレ・シャンベルタン」村に構える、19世紀半ばから続く名門ドメーヌです。
「ジュヴレ・シャンベルタン」村以外にも、「モレ・サンドニ」村、「シャンボール・ミュジニー」村、「ヴージョ」村に9.5haを所有し、1級畑と特級畑が所有面積の70%ほどを占める豪華絢爛なドメーヌです。
現在の当主は1971年生まれの若き情熱家“ジャン=マリー・フーリエ”氏。5代目になる“ジャン=マリー”氏は「ボーヌ」村のワイン農業高校を卒業後、父の仕事を手伝いながら「ブルゴーニュ」大学の醸造講座に通いワイン作りを学びました。そしてなんと1988年には半年間「ブルゴーニュ」の神様と今でも称えられる故“アンリ・ジャイエ”氏の下でワインの何たるかを学びました。さらに1993年には「アメリカ」の「オレゴン」に渡り、今度は名手「ジョセフ・ドルーアン」から「アメリカ」のピノ・ノワール種の造りを学んでいます。
こうして「ブルゴーニュ」に限らず、世界のピノ・ノワール種を研究した“フーリエ”のワインは共通して「複雑で力強いが、やわらかさもあり癒しのある味わい」が特徴です。その神秘的味わいは彼のワイン造りに対する考え方から生み出されます。自ら「テロワリスト」(テロワール至上主義者の造語)と名乗り「誰の真似でもない、自分だけのワイン造り、哲学がある」としてテロワールと高貴なブドウ品種ピノ・ノワールの純正さを表現することに努めています。自然を支配することを好まず、高度な技術に頼らないで自然に任せていた20世紀初頭のワイン造りの再現を目指しています。
「モレ・サン・ドニ」は「ジュヴレ・シャンベルタン」の南、「シャンボール・ミュジニー」の北に位置しています。そのため、北寄りでは濃厚で力強い「ジュヴレ・シャンベルタン」に近い味わいに、南寄りでは「シャンボール・ミュジニー」に近い果実味、滑らかさ、優雅さが際立った味わいになります。今回ご紹介の「モレ・サン・ドニ・クロ・ソロン」は「モレ・サン・ドニ」のちょうど中心近くにある優良な区画の畑です。
非常の透明感のあるルビー色、ピュアで表情豊かな赤スグリ、イチゴ、熟したアメリカンチェリー、スミレなどのフローラル香、スパイスの魅惑的なアロマ。ストラクチャーは芯が通っていながら角がなく、非常にバランスがとれており、ミネラル感が輪郭を優美に描きだし、甘みのある果実味がレースのように折り重なる、エレガントな仕上がり。余韻の可愛らしいフローラルなニュンアスに、可憐な面影を残す味わいです。
「フーリエ」のワインは生産量が非常に少ないことでも有名で、入荷後、即完売が当たり前。雑誌「Real Wine Guide」でも「フーリエのワインを入手できた数少ない人へ心からおめでとうと言いたい」と言われるほど入手困難なのです。
この機会に是非、ご堪能下さいませ!!。

(2016.9.01[THU])

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