
「トップページ」で、ご紹介しました「今月のおすすめワイン」のご案内です・・・「森下君」のコメントで、どうぞ・・・。
★12月のお勧めボトルワイン
CHATEAU RAUZAN SEGLA '95 (Margaux) \20,000 (\23,100)
シャトー ローザン セグラ (マルゴー)
「シャトー・ローザン・セグラ」の歴史は“ピエール・デ・メシュール・ローザン”によってブドウ畑が開かれた1661年にさかのぼります。当時、彼は現在の「シャトー・ピション・ラランド」や「シャトー・ピション・バロン」も所有していました。1855年のメドックの格付けの際には、1級格付けの4大シャトー、2級格付け筆頭「シャトー・ムートン・ロートシルト」に次ぐ、ボルドー最高のワインといわれていました。しかし、その後20世紀後半までは、その格付けに値するとは思えない凡庸な年が続きました。1994年には、あの有名ブランド「シャネル」のオーナー“ヴェルテメール”家に所有が移り、さまざまな改革が行われました。ブドウ畑の水はけを改良する為に、大規模な排水設備を完備して、ブドウの健全な成長を助けるようにした。そして、以前まで行われていた機械での収穫から手摘みに切り替え、また、リュット・レゾネ(減農薬農法)も積極的に取り組み、劇的な向上を果たしました。
栽培比率は、カベルネ・ソーヴィニョン54%、メルロー41%、プティ・ヴェルド4%、カベルネ・フラン1%。畑の平均樹齢は27年と少々若めなのは、改革の際、畑の一部を植え替えた為です。
1995年は、まさに、「シャトー・ローザン・セグラ」の名声を取り戻した年です。古典的なヴァン・ド・ガルド(長期熟成型ワイン)で、色調は深いルビー、プラムやカシスの果実とヴァニラや甘草を思わせるスパイスが絡み合った香りで、味わいはジャムのような凝縮感があり、タンニンも13年の熟成で、角が取れワインに一層ふくよかさとグラマラスな雰囲気をもたらしています。
今年も、いよいよ、締めくくりの月になりました。いろいろな事があった一年に思いを馳せながら乾杯してみてはいかがでしょうか!!。
誠に申し訳ございませんが、入荷本数を読み違えて、すでに販売したものも合わせて、残り本数「わずか」です・・・ご興味のございます方は、どうぞ、お早めに・・・。
(2008.12.03)