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メゾンドヴァン鶉亭

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「 今月のおすすめワイン 」

シャルルマーニュ


★7月のお勧めボトルワイン

CORTON CHARLEMAGNE (Louis Jadot) '10 \28,000
コルトン シャルルマーニュ (ルイ ジャド)

「ルイ・ジャド」社は1859年に、由緒あるブドウ栽培家としての歴史を有する“ジャド”家のル“イ・アンリ・ドゥニ・ジャド”によって創設されました。
1794年から“ジャド”家が所有する「シュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドゥモワゼル」の総面積の半分や、1826年に取得した「ボーヌ・ヴィーニュ・フランシュ」のプルミエ・クリュで、現在までモノポールである「クロ・デ・ズルシュール」に加え、「ブルゴーニュ」の銘醸格付け畑を次々に取得し、現在約210haの自社畑を所有する「ブルゴーニュ」有数の大ドメーヌとなるとともに、優れた品質のワインを提供するネゴシアン・エルブールとしても高い評価を受けています。
「ルイ・ジャド」社のワイン造りの目的は、自らが誇りとする「ブルゴーニュ」の真のテロワールを、それぞれのワインを通じて表現することであり、長い将来にわたってそのテロワールが維持されていくことです。そのために、約20年以上前から化学肥料や農薬の使用を排除し、伝統的な手法を採用してきました。数年程前からは、「ボーヌ」周辺など一部の畑でビオディナミ農法を実践しています。醸造は天然酵母を使用し、じっくりと時間をかけて行います。1997年には「ボーヌ」郊外に最先端の設備を備えた「ラ・サブリエール」醸造所が、また、2008年には「コート・シャロネーズ」の「ジヴリ」にブルゴーニュ・ジェネリック専用の醸造施設が完成し、「ルイ・ジャド」社のワインの品質をさらに高めるに至っています。
「ルイ・ジャド」社が「コート・ドール」地区に所有する自社畑のほとんどがグラン・クリュとプルミエ・クリュで占められていることは特筆すべき点です。それらはその所有形態に応じて、「ドメーヌ・デ・エリティエ・ルイ・ジャド」、「ドメーヌ・ルイ・ジャド」、「ドメーヌ・ガジェ」、「ドメーヌ・デュック・ド・マジェンタ」等に分かれ、それぞれワインのラベルに明記されています。さらに、1996年には「ムーラン・ア・ヴァン」などに畑を持つ「ボージョレ」の名門ワイナリー「シャトー・デ・ジャック」を、2008年には「プイィ・フュイッセ」の中心に15haの畑を持つトップ・ドメーヌとして名高い「ドメーヌ・フェレ」を獲得し、「ブルゴーニュ」におけるポートフォリオを拡大させました。
今回ご紹介の「コルトン・シャルルマーニュ」の所有形態は「ドメーヌ・デ・エリティエ・ルイ・ジャド」と記載がありましたので「ジャド」家が代々継承してきた由緒ある自社畑ということをあらわしております。(他にこんな畑が・・・「ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ズルシュール(モノポール)」、「シュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドゥモワゼル・グラン・クリュ」、「ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・クシュロー」、「ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・ブーシュロット」、「ペルナン・ベルジュレス・クロ・ドゥ・ラ・クロワ・ド・ピエール」)「コート・ド・ボーヌ」の北の方、「アロース・コルトン」と「ペルナン・ヴェルジュレス」の2つの村にまたがっています。この畑は「ルイ・ジャド」社が19世紀から所有する最も古い畑の一つでまさにフラッグシップ的なワインとなります。
力強く、豊かで、ミネラル分が多く、果実と花を思わせる香りは芳醇で、コショウやシナモンのスパイシーな香りも感じられます。どっしりとした存在感は他を圧倒させる程、10~20年は熟成させることが出来ます。まさにブルゴーニュ最高峰の白ワインです!是非、この機会にご賞味くださいませ!!!。 


(2015.7.01[WED])

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