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メゾンドヴァン鶉亭

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京都鴨川のワインダイニングです

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「 今月のおすすめワイン 」

パヴィヨン・ルージュ

★3月のお勧めボトルワイン

PAVILLON ROUGE DU CHATEAU MARGAUX '05 \28,000
パヴィヨン ルージュ デュ シャトー マルゴー

五大シャトーの中でもエレガントで女性的と評される「シャトー・マルゴー」。その孤高で甘美な味わいを早くから楽しめるセカンドラベルが「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」でございます。1855年の格付け当時から五大シャトーの先頭を争う高貴なワインです。現在、支配人の“ポール・ポンタリエ”氏は「シャトー・マルゴー」を「ベルベットの手袋のなかの鋼鉄の拳」という表現をしています。女性らしいと形容される理由は並外れたタンニンのしなやかさによります。柔和で優しく香り高い。 その「マルゴー」特有のエレガンスを最大限に引き出すため、ここ10年間でカベルネ・ソーヴィニヨン種の比率を高める方向にシフトしています。グランヴァンがよりカベルネ・ソーヴィニヨン種の比率を高める方向にシフトした為、それまでグランヴァンに使用されていた最高品質のメルロー種がセカンドワインに使用されるようになりました。その為にここ10年、「パヴィヨン・ルージュ」のクオリティは劇的に向上しています。
その上、2005年は自他ともに認めるスーパーヴィンテージですので、その完成度はセカンドワインの枠を超えているといっても過言ではないと思います。ファーストワインにおいて存在感を認められていないメルロー種は、「パヴィヨン・ルージュ」に信じられない強さや勢いを与えています。メルロー種は、アッサンブラージュの48%にものぼります。そしてカベルネ・ソーヴィニョン種(同じく48%)は、メルロー種の豊満な肉付きに欠けている濃密さと慎み深さをもたらしています。プティ・ヴェルド種は(4%)はスパイスとして必要な、その控えめな役割を完璧に演じています。すべてが、力強さ、濃厚さ、バランスの驚くべき出来事で、まさにアッサンブラージュの妙の体現です。
2005年ヴィンテージは、これまで生産された中でも、アルコールとタンニンが最も豊富な「パヴィヨン・ルージュ」と言われております。是非、「シャトー・マルゴー」の片鱗を、体験くださいませ!!!。他のヴィンテージを圧倒的に凌駕する味わいに驚嘆してください!!。

(2015.3.01[SUN])



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