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メゾンドヴァン鶉亭

Author:メゾンドヴァン鶉亭
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「 今月のおすすめワイン 」

グランダネ’04

★1月のお勧めボトルワイン

BOLLINGER GRANDE ANNEE '04 \25,000 (\28,875)
ボランジェ グランド アネ

1829年「ボランジェ」社設立の年。3人の重要な人物がいました。ひとり目は「アイ」、「キュイ」、「クラマン」にぶどう畑を所有していた“アタナス・ド・ヴィレルモン”提督(海軍の軍人)。ふたり目は提督のかつての同僚の“ポール・ルノダン”で、セラーマスター。そして、3人目が「ヴュルテンベルク」王国の「エルヴァンゲン」生まれの“ジャック・ボランジェ”で、ワイン販売を担当、この3人によって「ボランジェ」社はスタートします。
当時はドイツ語読みの「ボリンガー」と呼ばれていました。“ジャック・ボランジェ”は提督の娘と結婚し、これを機にフランス語読みの「ボランジェ」に変わります。
1884年、“ヴィクトリア”女王からロイヤルワラント(英国王室御用達)を拝受し、それ以来、歴代の王に愛用され続け、すべてのボトルにロイヤルワラントの印が入っています。
1911年、「スペシャル・キュヴェ」という名が生まれた年。これは英語と仏語の混ざり合った言葉です。ボランジェを愛していた“エドワード7世”がシャンパンを所望した時に、「あのスペシャル・キュヴェを持って来て」と召使に言ったことから命名されたもので、今に至っているそうです。
1941年、“マダムボランジェ”の継承。創業者と同じ名前の“ジャック・ボランジェ”がメゾンを継いでいましたが、彼の死により、“マダムボランジェ”が後任者となります。先見の明があった彼女は、30年にわたり、同社を発展させました。イギリス市場での成功に加え、国際市場、特にアメリカでの人気に拍車をかけます。“マダムボランジェ”が考案したR.D.は、1952年がファースト・ヴィンテージになります。
1992年、自「『ボランジェ憲章』を作り、シャンパンの品質の憲章を定めました。
2012年、フランス経済・財務・産業省から「無形文化財企業(Entreprise du Patrimoine Vivant/EPV)」の認定ラベルを取得。このラベルは優れた工業、手工業のノウハウを持つフランス企業に与えられるもので、樽での醸造、AOCの規定よりも長い熟成期間、トレーサビリティ(追跡可能性)を保証する最先端の装置など、製品造りにかける同社の要求水準の高さが証明されました。「カルティエ」や「エルメス」なども認定されていて、シャンパン界では「ボランジェ」が初めてです。
フランス農水省が新たに進めている環境保全農業の「環境価値重視(Haute Valeur Environnementale/HVE)」認定も取得。農業企業では2軒目という早さであり、これは環境グルネル(環境問題についての協議会)で制度が提案され、実験段階を経て、2011年6月政令により制度として整えられたもの。生物多様性、施肥、病害虫防除、水の管理の4点について厳しい指標が設けられています。
今回ご紹介の「ボランジェ・グランド・アネ2004年」はブレンド比率、ピノ・ノワール種3分の2、シャルドネ種3分の1
グラン・クリュとプルミエ・クリュ100%、コルク栓と栓止め金具(アグラフ)使用。ブドウの当たり年にのみ造られ、ヴィンテージの特性と同時に、『ボランジェ・スタイル』『テロワールの素晴らしさ』『伝統的製法』が感じられるシャンパーニュです。「マルヌ」県のグランクリュとプルミエクリュのみをオーク樽で一次発酵させた後、コルク栓をしてカーヴで最低でも5年間熟成させます。ヴァニラ、トースト香、オレンジのニュアンスが荘厳な深みと、リッチで複雑な凝縮感を体現しております。奇しくも、2004年ヴィンテージは当店「メゾン・ド・ヴァン・鶉亭」のオープンヴィンテージですので一層感慨深いところがございます・・・。
2014年が皆様にとって『偉大な年』(グランダネ)になりますように、是非、お楽しみくださいませ!!!。

(2014.01.1[WED])

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