鶉言

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Author:メゾンドヴァン鶉亭
京都鴨川のワインダイニングです

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「今月のおすすめワイン」

パリゾ

★11月のお勧めボトルワイン

CHAMBOLLE MUSIGNY (Charlopin Parizot) '05 ¥18,000 (¥20,790)
シャンボール ミュジニー (シャルロパン パリゾ)

ある若い酒造屋さんが、名うての酒造りの銘手に自分の造ったワインを見てもらいました。
「とてもいい。だが、果梗が多過ぎる」と叱られて、翌年、また新酒を飲んでもらいました。
「前より良くなった。だが、まだ果梗が多い。」さらに翌年も批評は厳しいものでした。
ついに栄光の1990年、「君はやっと酒造りというものがわかったな」と褒められたのです。
若い造り手というのは、言うまでもなく56年生まれの“フィリップ・シャルロパン”氏、酒造りの名手は「ワインの神様」故“アンリ・ジャイエ”氏です。
これは“クライヴ・コーツ”の「コート・ドール」に出てくるお話です。
「ジュヴレ・シャンベルタン」の、というより「ブルゴーニュ」のスター生産者。1976年に20代にして父から1.8haの畑を相続して以来、(土地の高い「ブルゴーニュ」において驚くべきことに)自力で目覚しく所有畑を広げ、現在は「クロ・ド・ヴージョ」、「エシェゾー」、「マゾワイエール・シャンベルタン」、「シャルム・シャンベルタン」、「マジ・シャンベルタン」、「クロ・サン・ドニ」、「ボンヌ・マール」などのグラン・クリュを含めコート・ド・ニュイ中心に約25haを所有し、なおも広げつつあります。
 ドメーヌは元は「ジュヴレ・シャンベルタン」にあったが一度「マルサネ」に移り、現在は再び「ジュヴレ・シャンベルタン」に戻っています。栽培は除草剤・化学肥料を用いないリュットレゾネ。ぶどうの質そのものがその後の醸造、そしてワインの質を決定すると考えるため、極力自然の力を邪魔しないように、かつぶどう樹が自力で低収量で凝縮味のある果実を産するように心がけているそうです。収穫は遅摘み派。完熟ぶどうを入念に選果し、低温でのプレマセラシオンを長く行います。樽熟成は新樽比率が高く長めにとります。オリ引きは瓶詰め直前の1度だけ行い、そのため抜栓したてのワインにはCO2を感じることもあるようです。フィルターは軽めにかけられて仕上げられます。やはり、そこかしこに、“アンリ・ジャイエ”の影響を感じます、特にリュット・レゾネ、遅摘み、長めの低温マセラシオン・・・。
 色調は濃く、熟れた果実香、ほのかなスパイシーさ、口に含みますと、ロースト香が一際印象的です、しっかりと奥行きのある果実味だからこそ、うまくバランスがとれています、それでいて、エレガントさも感じさせてくれるところが素晴らしいです。2005年ヴィンテージと言うこともあり期待感はますばかり・・・是非お楽しみください!!。
 追伸、最近のワインラベル事情について、皆様ご存知になっておいででしょうか?。表と裏にラベルを貼るやり方ですが、どちらが正式なラベルかといいますと、裏に貼ってあるものです、ですので、表だけのラベルでは記載義務違反となるわけです、表には銘柄とヴィンテージしか記載されていません。どういった試みなのかはっきりとはわかりません、ラベルデザインをより美しく見せるためなのでしょうか・・・。


(2012.11.2[FRI])

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