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「 今月のおすすめワイン 」

コルナス
★10月のお勧めボトルワイン

CORNAS.Les Ruchets Jean Luc Colombo '08 ¥14,000 (¥16,170)
コルナス レ リュシェ J.L-コロンボ

“ジャン・リュック・コロンボ”は、1983年から醸造コンサルタントとして100を越えるワイン造りをサポートしてきました。「マルセイユ」生まれの“コロンボ”は薬学と醸造を学んでいました1970年代後半に、「北ローヌ」地方の特にシラー種から造られるワインに魅せられてしまいました。
1980年に「コルナス」に移り住み1983年からコンサルティングを開始。彼の提唱する醸造方法では、果実味を豊かにするために 100%徐梗をし、マセラシオンは1ヶ月にも及ぶほど長めに取りしっかりと抽出を行います。
新樽を100%使用したワインの熟成、ボルドータイプの瓶の使用など、「コルナス」において革新的なワイン造りを実行した“コロンボ”の姿勢に対し、地元の保守的な生産者達の中では行き過ぎであると反発されることも少なくなかったといいます。
しかし“コロンボ”は自然の素材を尊重し大切に取り扱い、 果実味豊かな深みのあるワイン醸造をするという 頑固な基本的信念を情熱的に貫き通しました。
彼の考えは「コルナス」やその他の地域で急速に広まり、時に批判を受けることもありましたが、100以上ものコンサルティングの顧客(ローヌを代表する生産者の「シャプティエ」も含む) は、“コロンボ”のメソッドを実践し、大いなる成功を楽しんでいるように見えます。“コロンボ”は「ローヌ」ワインの品質向上と世界的に知られることへの成功の導きとなっているのです。
“コロンボ”自身特に力を注いでいるのが本拠地「コルナス」の畑です。「コート・デュ・ローヌ」で最小のアペラシオンで作付面積はわずか120ha程。近隣のアペラシオンとは異なり唯一シラー種のみの使用が許されています。シラー種が生まれた土地とも言われ、この品種の特徴である力強さの中にも洗練された酸とキメの細かいタンニンを持つワインが生まれる。しかし花崗岩土壌の急斜面が複雑に入り組むこの地でのワイン造りは非常に困難で一時は作付面積が90ha以下にまで減少した事もありました。当然“コロンボ”自身も畑を所有することを夢見てきて、その念願が叶い「コルナス」に1986年わずかな畑を購入しました。翌年の1987年に彼らの最初のビンテージを世に送り出しました。すでに、多くのワイン造りを手がけていたコロンボは、絶大な信頼のもとに急速に自身の畑の購入を進め、今ではコルナスに5haを超える畑を所有するまでになりました。現在、事業の基盤を広げネゴシアンとしても活躍して「ローヌ」地方のほとんどのアペラシオンを産出しています。醸造とコンサルティングで多忙な“コロンボ”は、世界中に「ローヌ」ワイン啓蒙のためのセミナーに飛び廻ることに対しても積極的です。
「コルナス」の畑のワインは3つのキュヴェに分けられています。“ラ・ルヴェ”は、100%新樽を使用します。「テレ・ブリュレ」はコルナスの複数の区画のワインをブレンドし使い古した樽で熟成されます。今回ご紹介する「レ・リュシェ」はトップ・キュヴェで単一畑、「ギ・ドゥ・バージャック」から購入したぶどう樹を使用し、新樽70% で熟成させます。やはり色調は濃くパープルの割合の高いガーネット色、黒系果実の完熟感のある香り、黒胡椒を連想させるスパイス香、そしてかすかにミントっぽいハーブの香り、口に含みますと豊富なタンニンを感じますが決して焼けるようなアルコール感ではなく、凝縮された果実味のボリューム感とうまく調和しエレガントささえ感じられます。アフターの満足度もしっかりしており、なるほど、ポテンシャルの高さを感じさせてくれます。
是非、「ローヌ」を代表するトップドメーヌの実力をお楽しみください!!。

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