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Author:メゾンドヴァン鶉亭
京都鴨川のワインダイニングです

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「 白い彼岸花 」

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ようやくの「秋の気配」を察してか、あちらこちらで「彼岸花」が咲き始めています・・・今年は「猛暑」のせいで、開花も10日程遅れているそうで、さかのぼってみるとちょうど、時節通りの「お彼岸」の頃が、例年の開花時期のようです・・・写真は、自転車で出勤途中の「木屋町通り松原上る」程の高瀬川との植え込みの中に咲いていた、珍しい「白い彼岸花」で、全部で「4本」の花が、満開を迎えつつあります・・・故郷では、この「白い彼岸花」の群生を見ることもありましたが、こんなに近くで目にするのは始めてです・・・来年も本数を増やして咲き揃ってくれることを期待しましょう・・・。

(2010.10.4[MON])

「 今月のおすすめワイン 」

コルディアン‐バージュ
実に「24年間」の歳月を過ごした熟成ワインが、今月のおすすめです・・・いつものように「ソムリエ・森下」のエスコートで、お楽しみ下さい・・・。

★10月のお勧めボトルワイン

CHATEAU CORDEILLAN BAGES (Pauillac) '86 \20,000 (\23,100)
シャトー コルディヤン バージュ (ポイヤック)

“ジャン・ミッシェル・カーズ”氏が所有する、申し分のない環境にある素晴らしいシャトーです。 2haあまりの畑は、「シャトー・ラトゥール」や「シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン」、「シャトー・ピション・ラランド」など、「ポイヤック」村を代表するブドウ畑に隣接するという理想的な地理条件にあります。また、「シャトー・コルディアン・バージュ」は、「ミシュラン」で2つ星に格付けされるレストランを擁し、「ルレ・エ・シャトー・グループ」加盟の高級ホテルとしても名を知られています。 遅霜とは無縁のジロンド川の恩恵を受けた立地であるため、カベルネ・ソーヴィニョンが作付けの80%を占め、メルローの比率が少なくなっています。
さて、今月おすすめの「シャトー・コルディヤン・バージュ」は偉大な年の一つに数えられます1986年モノをご用意いたしました。1986年は、「北メドック」、特に「サンジュリアン」村と「ポイヤック」村については間違いなく偉大な年でした。多くのシャトーが1982年以降で最も深みのある、最も凝縮した、20~30年の長期熟成に耐えうるワインを生産しています。では、なぜこの年のワインがこれほど格別な年となり、並外れたコクや力強さを持つカベルネ・ソーヴィニニョン種を生産できたのでしょうか。そこで、今回はひとつ1986年当時の気候状況をお話ししたいと思います。
結論から言いますと、夏の間の天候が非常に乾燥していて暑かったからのようですが、やはり、紆余曲折があったようです。実際、9月初めまでの「ボルドー」地方は厳しい干ばつのさなかで、ブドウの最終段階の成熟をおびやかすようになっていたようですが、中旬ごろに雨が降り、ブドウの成熟を促進して干ばつを緩和しました。しかし、9月後半の大嵐の到来は「ボルドー」地方一帯に洪水のような雨を降らせ甚大な被害をもたらしました。奇跡的に大嵐の軌道をほとんどかすめていっただけだった「サンジュリアン」村、「ポイヤック」村でさえ、9月末頃には、水ぶくれしたメルロー種と未熟なカベルネ・ソーヴィニニョン種を目にすることになりました。従いまして、この年最高のワインを手にしたシャトーは10月初旬に収穫を行ったか、早摘みした未成熟なブドウを最終的なブレンドから排除したようです。実際、大嵐の後、暑くて風の強い晴れた日が異例の23日間も続いたようで、摘むのを遅らせたシャトーは格別のブドウを手に入れたようなのです。
濃い色調、スパイシーな香りがまさに「ポイヤック」のアペラシオンらしさを表現しています。若いうちはタンニンの味わいを非常に強く感じさせるカベルネ・ソーヴィニョン種の個性が、熟成とともに徐々に開花する、まさに今がその時なのです。当時、飲みごろになるまで待てる準備がないなら購入してもあまり意味のないヴィンテージで、喜びを先送りにできる方だけに幸福が訪れると言われていましたが・・・。その幸福が皆様のすぐ近くに・・・。
是非とも、ご指名下さいませ!!!。

(2010.10.1[FRI])

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