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「 今月のおすすめワイン 」

今月のおすすめワイン

★11月のお勧めボトルワイン

CHATEAU ROL VALENTIN '06 (St-Emilion) ¥ 18,000
シャトー ロル ヴァランタン (サンテミリオン)

シャトーの所有者は、元プロサッカー選手という異色の経歴を持つ“エリック・プリセット”氏です。最初のヴィンテージは1995年と近年の話ですが、すぐに「サンテミリオン」地区の準ガレージワインとしての地位を確立しました。4.6haの畑は二つの区画からなり(畑の2/3は「シャトー・シュヴァル・ブラン」と「シャトー・ラ・ドミニク」に近く、砂利土壌、1/3は「シャトー・ラ・ゴムリー」の北側で粘土質と石灰質の土壌です)、収穫は常に30hl/ha以下に抑えられており、コンサルタントの“ステファヌ・ドルノンクール”の基、樽内のマロラクティック発酵(樽からの風味をより効果的に取り入れるため)、ミクロ・ビュラージュ(発酵中のワインにわずかな酸素の泡を注入して、微酸化を促し、色を濃くしたり、安定させたりする)、100%の新樽熟成、軽い濾過だけで、清澄はしない等のワイン醸造技術が全て採用されました。   
2006年、フランス「ボルドー」地方の天候は日ごとに変わる年で冬は寒く春は穏やか、初夏は暑く8月はまた寒く、収穫の9月には幸い日照が得ることができました。ぶどうは難なく完熟し非常に良いヴィンテージとなりました。特に右岸は(「サンテミリオン」・「ポムロル」)大勢に甘めで濃密な味わいとなりました。
ブドウ品種は、メルロー85%、カベルネ・ソーヴィニヨン8%、カベルネ・フラン7%となっております。色調は光を通さない濃厚な紫色、立ち込める香りは、チョコレートやブラックベリー、カシス、樫樽を思わせる。シャトーが目指す重量感を程よく抑えたワインそのもので、酸味は穏やか、タンニンは果実味にうまく溶け込んでおり、素晴らしい調和を見せてくれます。
また、ラベルとコルクに描かれた「ハートを持った天使のカップル」も愛らしいです。是非、食欲の秋、美食の会のお集りの際には、ご指名下さいませ!!。

ロル・ヴァランタン


(2022.11.01[TUE])

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