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メゾンドヴァン鶉亭

Author:メゾンドヴァン鶉亭
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「 今月のおすすめワイン 」

今月のおすすめワイン

★10月のお勧めボトルワイン

BLANC DE LYNCH BAGES '17 (Bordeaux) ¥16,000
ブラン ド ランシュ バージュ (ボルドー)

「メドック」格付け五級にも関わらず、ときに「スーパーセカンド」とも呼ばれる「シャトー・ランシュ・バージュ」。シャトーの北側を「シャトー・ムートン・ロートシルト」と「シャトー・ラフィット・ロートシルト」に挟まれ、南側には「シャトー・ピション・ラランド」と「シャトー・ピション・バロン」、「シャトー・ラトゥール」が隣接するという抜群のロケーションを誇っています。現オーナーの“カーズ・ファミリー”は1939年にシャトーの経営を引き継いで以降、4代に渡りシャトーを管理しています。
「シャトー・ランシュ・バージュ」の畑には少量ではありますが、 古くから白ブドウが植えられていました。あくまでもプライベート用白ワインのために栽培していたものでしたが、いつしか周囲から大絶賛を受けるようになり、1990年からリリースされることになりました。歴史ある「シャトー・ランシュ・バージュ」の8つの区画の数区画に植えられたソーヴィニヨン・ブラン種、セミヨン種、ミュスカデル種の3種類をブレンド。高い新樽比率で仕上げられていますが、決して樽のフレーヴァーが突出し過ぎていることはなく、極めてバランスが良い印象。ワイン評論家のロバート・パーカー氏は「最高の白ワインを彷彿させるレベルの品質だ」と、1990年の初ヴィンテージから大絶賛しています。赤ワインの「シャトー・ランシュ・バージュ」同様、ワインのスタイルは若い時は元気いっぱい、開放的、率直、明快なスタイル。「貧者のムートン・ロートシルト」とも評される「シャトー・ランシュ・バージュ」の実力がこの「ブラン・ド・ランシュ・バージュ」でも十分に発揮されています。
ブレンド比率は、ソーヴィニヨン・ブラン種40%、セミヨン種40%、ミュスカデル種20%、外観は輝きのあるレモンイエローの色合い。グラスからは、白桃やピンクグレープフルーツ、パッションフルーツなどの果実のアロマが立ち上ります。さらに、ドライハーブやシダーウッド、ハニーサックルなどのニュアンスが重なり爽やかな印象。味わいはフレッシュさとエレガンスが際立つミディアムボディ。新鮮な果実味と活き活きとした酸が広がり、心地の良い余韻に繋がります。
床席の頃、美食のお集まりにて、是非、一本ご指名下さいませ!!!。

(10.01[FRI])


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