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メゾンドヴァン鶉亭

Author:メゾンドヴァン鶉亭
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「 今月のおすすめワイン 」

パリゾー

★9月のお勧めボトルワイン

GEVREY CHAMBERTIN.Terres Blanches '15 (Charlopin Parizot) \22,000
ジュヴレィ シャンベルタン テール ブランシュ (シャルロパン パリゾ)

“フィリップ”は22歳のときに1976年に父から継いだ1.5haの畑を少しずつ買い足していき、今では25haもの畑を所有するようになりました。当時若者だった彼にとって大成功ともいえます。若いうちから壮麗なスタイルが熱狂的なファンを産み出し、多大な人気と成功をもたらしたのですが、かつてよりぐんと果実味が綺麗になり、旨味の詰まった「衝撃的な果実味」で多くのファンの心をつかんで離しません。
ワイン造りの拠点を「マルサネ」村から「ジュヴレィ・シャンベルタン」村に醸造所を移し、今は「ブロション」にある広大かつモダンな建物に移っています。
畑は多くのブドウ樹が古樹のため自然に収量がおちます。リュット・レゾネ(減農薬栽培)で耕作されており、有機農法への転換にも興味があります。殺虫剤の代わりにフェロモンカプセルを用いたり、除草剤や化学肥料も使用せず、自然で健康的なブドウを育てています。“アンリ・ジャイエ”の教えをただ継続しているわけではありません。 自分の理想とする自然で果実味ののったワインを造り出すために年々進化しています。
厳しく選別された果実は、発酵・マセラシオンのプロセスで自然に抽出が行われるようにし、収穫年や銘柄に応じてピジャージュやルモンタージュを実施します。今では除梗も100%行います。ほとんどのワインが50~70%、グランクリュで100%新樽使用と新樽比率が高いことも特徴として挙げられます(近年では新樽の使用は控えているようです)。樽熟成中は澱引きをせずに瓶詰前に軽い濾過を行います。“シャルロパン”のワインは、若いうちは樽香が強く感じられますが熟成を経てワインのアロマと溶け込み、洗練された奥行きのある味わいに変化します。果実味とアロマに溢れ、精妙なフィネスを備えた 確固たる“シャルロパン”のスタイルはまさに“ブルゴーニュ最高峰の一つ”といえるでしょう。
今回おすすめのワインは、「ジュヴレィ・シャンベルタン」村の村名格の複数区画をブレンドしています。「テール・ブランシュ」とは「白い大地」という意味で、その名の通り石灰質を多く含んだ土壌の畑です。外観は深みのあるルビーレッドの色合い。ラズベリーやブラックチェリーなどの果実のアロマに加え、スミレやリコリス、シナモンの香りが漂います。口に含むと、熟したレッドチェリーのような果実味が広がり、濃密で力強い印象。活き活きとした酸と土壌由来のミネラル、樽のニュアンスが重なり複雑な味わいを構成します。しなやかなタンニンが長い余韻に感じられます。
是非、美食の会のメインワインとして、ご指名下さいませ!!。

(2020.9.01[TUE])

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