
長らく、ご無沙汰いたしました・・・2月も余すところ、後、一週間となってしまいましたが「サーバー」移行の諸作業で、時間を費やしてしまいました・・・その分、頑張って書き込もうと思います・・・。
まずは「今月のおすすめワイン」の紹介です・・・いつもながらに「ソムリエ・森下」が、ご案内します・・・。
★2月のお勧めボトルワイン
CHARMES CHAMBERTIN '03(Henri Boillot)
シャルム シャンベルタン (アンリ ボワイヨ)
WEB特別価格(10%OFF) \23,000 (\26,565) ⇒\20,700 (\23,909)
ご予約の際にお申し付けくださいませ。
「ヴォルネ」村で最も古い家柄の1つ(1630年からの記録も残るほど)で、ドメーヌの設立は1885年、現当主の“アンリ・ボワイヨ”氏は5代目。「ピュリニー・モンラッシェ」村を中心としたシャルドネ種の畑が7ha、「ヴォルネ」村を中心とするピノ・ノワール種の畑が8haの、約15haの畑を所有しています。その自社畑から造られる「ドメーヌ アンリ・ボワイヨ」(2004年までは父親の名前“ジャン ボワイヨ”となっています)と、買いブドウから造られるネゴシアンワイン「メゾン・アンリ・ボワイヨ」があります。
ブドウ畑はリュット・レゾネ(減農薬農法)、化学物質を最小限に抑えた病虫害駆除を行っています(殺虫剤は使用しません)。除草剤は使用せず、年に8~10回の頻度で耕しています。春には厳しい摘芽をしており、夏にはグリーン・ハーヴェストを行なっています。
“アンリ・ボワイヨ”氏は完璧な潔癖主義者で、全ての作業を徹底しています。とりわけ収穫については徹底しており、手摘み収穫はもちろんのこと、畑に選果台を持ちこんで選果した後、さらに醸造所の選果台にて選別を行っています。ヒョウ害や腐敗のあった年にはピンセットで選果をするほどの徹底ぶりです。 収量が赤で15hl/haまでおちることもあるほどです。(平均収量 白:45hl/ha 赤:40hl/ha)
ブドウは100%除梗され、ステンレス製53hlの開放槽にて約12日間の低温プレ・マセレーション(10℃)の後、約15日間のアルコール発酵が行われます(32℃を上限)。その際、ピジャージュ・ルモンタージュを実施しています。熟成にはアペラシオンにより40~70%の新樽を使用しています。ヴィンテージにもよりますが、15から18ヶ月の樽熟成します。清澄・ろ過をせずに瓶詰めされます。
色調は、鮮やかなガーネット色、抜栓してすぐに漂う、優雅な芳香は、まさしく特級畑のそれと感じることができます。口に含みますと、シルクのような滑らかなタンニンに驚かされ、熟れた果実はまさにジャミーで、エキス分を濃縮したリキュールのよう、しっかりフィネスを感じさてくれる逸品に仕上がっています。「ジュヴレイ・シャンベルタン」村の他のどの特級畑よりも熟成が早いとされる「シャルム・シャンベルタン」、それ故に、今月、少量お勧めすることができました、是非、お早めにお申し付けくださいませ!!!。
(2010.2.20[Sat])