
年も明けたということで、この「1月」も先月に引き続き“目出度く”、シャンパンのおすすめです・・・「ボトルデザイン」の華やかさ、と言うと誰もが憧れる“ペル・エポック”・・・年の始めから“パッ”と行きましょう・・・!!
では、いつものように「ソムリエ・森下」のコメントでどうぞ・・・。
★1月のお勧めボトルワイン
PERRIER JOUET BELLE EPOQUE '99
ペリエ ジュエ ベル エポック
WEB特別価格(10%OFF) \26,000 (\30,030) ⇒\23,000 (\26,565)
ご予約の際にお申し付けくださいませ。
1811年“ピエール・ニコラ・マリー・ペリエ”によって創立されたシャンパーニュ・ハウス。彼は“アデール・ジュエ”と結婚し、社名は「ペリエ・ジュエ」となりました。1959年に同じくシャンパーニュ・ハウスの「マム」に買収され、現在は「マム」とともに「シーグラム・グループ」の傘下となっています。「シャンパーニュ」地方「エペルネ」市に本拠地を構え、自社畑65haのほとんどがグランクリュ畑です。中でも最高級のシャルドネ種が収穫される「コート・デ・ブラン」地区「クラマン」村、「アヴィズ」村からは、同社のスタイルであるエレガンス、フィネス(繊細さ)の源となる葡萄が収穫されます。
この美しいボトルは1902年にアール・ヌーヴォーを代表する“エミール・ガレ”が「アネモネ」の花をデザインしたもので、その芸術品ともいうべきボトルはその後、第一次世界大戦の混乱の中、長く同社のカーヴに眠っていました。そして1964年に発見され、その美しさに感銘を受けた醸造長が、ボトルの美しさにふさわしいスペシャル・キュヴェを造り上げることを決心し、5年後の1969年、「ベル・エポック」は「パリ」の高級レストラン「マキシム」と高級食料店「フォション」で初めて世に送り出されました。以来このベル・エポックはフルール・ド・シャンパーニュ(シャンパンの華)と呼ばれ「パリ」とアメリカで大ヒットしました。また、イギリスの“ビクトリア”女王御用達の品でもあります。
「ベル・エポック」には、100%グランクリュのブドウのみが使われ、ブレンド比率はシャルドネ種を主体に、わずかながらピノ・ノワール種と、ピノ・ムニエ種を加えてつくられています。色調は輝きのある黄金色、立ち上る実に繊細な泡立ちがとても美しく、リンゴや洋ナシのような芳醇でいながらデリケートなアロマがあり、完璧なバランスを持つ味わいに仕上げられており、まさにエレガンス、フィネス(繊細さ)を体現したシャンパーニュでございます。
新年のよき日に、「ベル・エポック」(良き時代)さながらに是非お楽しみください。