FC2ブログ

鶉言

プロフィール

メゾンドヴァン鶉亭

Author:メゾンドヴァン鶉亭
京都鴨川のワインダイニングです

最新記事
カテゴリ

「 今月のおすすめワイン 」

おすすめワイン

★10月のお勧めボトルワイン

MOREY ST-DENIS.Chaffots '10 (MIchel Magnien) 18,000
モレ サン ドニ シャホ (ミシェル マニャン)

今、「ブルゴーニュ」ワインの世界で若き担い手として大きな注目を浴びている“フレデリック・マニャン”氏。
北は「マルサネ」村から南は「ニュイ・サン・ジョルジュ」村まで、「コート・ド・ニュイ」全域で様々なワインを数多く手がけ、その全てがワイン評論家から大絶賛を浴びる天才醸造家です。そんな彼の原点となったのは、実家のワイナリー「ミッシェル・マニャン」なんです。
先代の“ミッシェル”氏(“フレデリック”氏のお父様)は、真面目で思慮深い性格を買われて「ブルゴーニュ」きっての有力ネゴシアン「メゾン・ルイ・ラトゥール」で畑の管理責任者を任されていたほどの腕前でしたが、自分のワインを販売することはありませんでした。出来たぶどうやワインは全て本拠地「モレ・サン・ドニ」村の協同組合に売ってしまっていたのです。
ところが1993年、「カリフォルニア」の「ロマネ・コンティ」と呼ばれる「カレラ」やニュージーランドのワイナリーで腕を磨いた息子の“フレデリック”氏が武者修行から帰ってきてから。 自社でワインを造って販売する決意をしました。
醸造を担当するのは、海外でワイン造りの修行を積み、情熱に燃える“フレデリック”氏。当時まだ24歳ですから、そんな若い息子さんに醸造の全てを任せるなんて“ミッシェル”氏もすごい決断でした。
 また、“フレデリック”氏が称賛されるこだわりが使用しています樽でございます。“フレデリック”氏が使う樽は「フランソワ・フレール」社という樽会社のものです。実は、この「フランソワ・フレール」社というのがすごいのです。「フランソワ・フレール」社は「自社の樽の品質に見合う生産者にしか樽を売らない」という強い信念を持ち、どんなに「うちに卸して欲しい」と頼まれても門前払いなのです。そのため、「フランソワ・フレール」社の顧客はたった3軒です。あの「DRC」(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)、「ルロワ」、「コント・ラフォン」
今回ご紹介のワインは「モレ・サン・ドニ・シャホ2010年」は特級畑「クロ・サン・ドニ」の斜面上部(標高320m)に隣接する最高の立地条件で、白亜粘土質に小石が混じる土壌でございます。畑の一部はグランクリュを名乗れるほどの素晴らしいポテンシャルを持っています。この畑の1/3近くを「ミシェル・マニャン」が所有しており、1級畑シリーズの中でも最もポテンシャルの高い畑と言われています。新樽50%で14カ月の熟成期間。やはり色調は濃いルビー色、カシスやブルーベリーに似た黒い果実や、サクランボなど核のある赤い果実の豊満なアロマを放ちます。タンニンは程よく角が取れ、非常に豊満で柔らかいボディは土っぽい香りまとった豊かな果実味が中核をなしており、ポテンシャルの高い畑の個性がしっかりと描かれた仕上がりになっております。是非、お楽しみ下さいませ!!!。

[2018.10.01(MON)]

「 今月のおすすめワイン 」

今月のおすすめワイン

★9月のお勧めボトルワイン

NUITS ST GEORGES.Les Hauts Pruliers '09 (Danirl Rion) 23,000
ニュイ サン ジョルジュ レ オー プリュリエ (ダニエル リオン)

1955年に“ダニエル・リオン”により創設。僅か2haから始まった小さな蔵でしたが、その後新しい醸造所の設立や畑の買い足しを経て「ヴォーヌ・ロマネ」、「シャンボール・ミュジニー」、「ニュイ・サン・ジョルジュ」に今では合計18haの畑を持つまでに。1970年代後半に“パトリス”、“クリストフ”、“オリヴィエ”の3人の息子が家業に加わり、現在では娘の“パスカル”も販売担当として加わっています。各アペラシオンから作られるワインは、非常に細かく柔らかいタンニンと甘い果実味が豊富であり、表情豊かで外交的かつ誘惑的なアロマを放つスタイルです。
ほとんどのブドウが樹齢40年に達する所有畑では土壌成分を分析し必要な成分を考えて有機肥料が用いられ、急斜面の畑が多く土の流出を防ぐため除草剤の使用も極力控えられています。ブドウ栽培にあたり糖・酸・タンニンのバランスを重要視しており、品質に見合った収穫量に抑えることに留意。醸造は伝統的でありながらもワイナリーでの作業中にワインに負担をかけないよう、重力システムを採用する等、近代的な設備を持っています。
また地下セラーにも温度管理設備を持ち、出荷に関しては、定温トラックを使いながらも夏のリスクを避けるため秋まで出荷をしない等、温度管理に大変気を使っています。当然、蔵出しされる豊富なバックヴィンテージも最良の状態で管理されたものです。
黒ブドウは完全除梗。数日間マセラシオンを行った後、開放型のステンレスタンクにて温度管理をしながらアルコール発酵。良質な色調とタンニンを得るため、ルモンタージュとピジャージュは毎日行います。発酵後は澱引きし、素早くそして優しく空気圧でプレスして、熟成のため、バリックに移します。ワインやヴィンテージによって異なりますが、樽熟成には15-18ヶ月を要し、新樽率は30~80%(ヴィラージュとプルミエ:50%、グランクリュ:80%)。
濃厚なルビー色、艶めかしい熟れた果実の香りが印象的で、ソヴァージュな香りも身に纏い始めております。非常に男性的な味わい、やはりミネラル感がしっかりと存在し、「ニュイらしい重厚さ」が特徴で、口の中で横へ広がる豊満な味わいが印象的です。程良い熟成を経て、クリマならではのコク深さを是非ご堪能下さいませ!!。

(2018.9.01[SAT])

「 今月のおすすめワイン 」

今月のおすすめワイン

★8月のお勧めボトルワイン

PULIGNY MONTRACHET. Les Ensegnieres '08 (Marc Colin) 23,000
ピュリニー モンラッシェ レ ザンシェニェール (マルク コラン)

「サントーバン」村は「ピュリニー・モンラッシェ」村と「シャサーニュ・モンラッシェ」村の影に、文字通り隠された小さな村です。かつてはそのほとんどが「コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ」で瓶詰めされるほど、目立たぬアペラシオンでしたが、近年、その真の価値が認められるようになり、「コート・ド・ニュイ」の「マルサネ」村とともに人気に拍車がかかっています。
その「サントーバン」村で最も偉大なドメーヌのひとつが「マルク・コラン」です。1944年生まれの“マルク”は1970年、26歳の時にドメーヌを創設しました。当初は「サントーバン」村と「シャサーニュ・モンラッシェ」村に6haの畑をもつのみでしたが、80年代から90年代にかけて畑を広げ、「サントーバン」村、「シャサーニュ・モンラッシェ」村のほか、「ピュリニー・モンラッッシェ」村と「サントネイ」村にも畑をもち、26のアペラシオンを手がけるまでに成長しました。
特級畑「モンラッシェ」を所有する16の造り手のひとりであり、10a68caの区画は「シャサーニュ」村側の最上部、“ギィ・アミオ”の2つの区画に挟まれた形で位置しています。ブドウ栽培はリュット・レゾネで一部実験的にビオロジックを採用しています。
“マルク”は2000年代前半に完全引退。後を継いだのは3人の息子と一人娘です。相続の始まった当初は長男“ピエール・イヴ”、次男“ジョゼフ”、三男“ダミアン”がワインづくりを長女の“カロリーヌ”が事務系をする事で運営されていましたが、すぐに“ピエール・イヴ”が独立。愛妻の“ジャン・マルク・モレイ”の娘“カロリーヌ”と共に「ピエール・イヴ・コラン・モレイ」を立ち上げました。
その後2017年の収穫前に次男の“ジョセフ”が自分自身のドメーヌを立ち上げたため、現在、三男の“ダミアン”が当主であり造り手、特にセラーを担当。長女の“カロリーヌ”とともに、ドメーヌを引き継ぐ事になり、現在のドメーヌの所有畑は12haとなっております。
今回ご紹介の「ザンセニエール」の区画は「シャサーニュ・モンラッシェ」村の「ザンセニエール」と隣接した区画です。実は「バタール・モンラッシェ」、「ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ」の真下の区画で、グランクリュと道を隔てて隣接する秀逸な区画なのです。色調は輝くような黄金色、香りは、アカシアやハチミツ、濃厚なバター、かすかなシナモンを感じる焼きリンゴ、ヘーゼルナッツ。味わいは、ミネラルたっぷりの肉厚さが野暮ったくならない凛とした雰囲気、特有のまろやかな酸によるものでしょう、まさに「ピュリニー・モンラッッシェ」の品格。とにかく旨味の凝縮度は秀逸でございます。「ブルゴーニュ」を代表する白ワインの名手の逸品を是非、一度お試しくださいませ!!。

(2018.8.01[WED])

「 今月のおすすめワイン 」

マルトロワ

★7月のお勧めボトルワイン

CHASSAGNE MONTRACHET. Clos du Chateau de la Maltroye '15 (Maltroye) 14,000
シャサーニュ モンラッシェ クロ デュ シャトー ド ラ マルトロワ (マルトロワ)

「シャサーニュ・モンラッシェ」村の中央、ブドウ畑を見下ろす場所にあるのが「シャトー・ド・ラ・マルトロワ」です。15世紀に造られたこのシャトーを1940年に“ダニエル・ピカール”氏が購入し、1992年から孫の“ジャン・ピエール・コルニュ”氏が栽培・醸造責任者としてワイン造りを行っています。1970年代まではワイン造りを他の醸造元に任せていましたが、80年代から自分たちで醸造も行うようになり、特に“コルニュ”氏が責任者となってからは、高い評価を受けるようになりました。
赤6.5ha、白8.5haの畑を所有。プルミエ・クリュ、グラン・クリュと素晴らしい畑を多く所有していて、特にシャトーの前に広がる「クロ・デュ・シャトー・ド・ラ・マルトロワ」は単独所有しているドメーヌの代表的な畑です。徹底したグリーンハーベストと選果を行い、厳しい収量制限を行っています。
白ワインは収穫したブドウをダイレクトプレスし、発酵が始まるまでの間はステンレスタンクに保管し、その後樽に移して発酵を行います。かつては実験的にアメリカンオークを使ったり、バトーナージュを多く行ったりという時期もありましたが、現在はクラシックな「シャサーニュ」に回帰しています。
色調は惚れ惚れする黄金色。リンゴや柑橘系のフレッシュなアロマと、凝縮された風味、味わいの豊かさを持ち、均整の取れた美しい酸味を特徴としています。ミネラリーですがお隣の「ピュリニー」とは異なり骨太でボディがあり、重心の低い余韻が長く続きます。当初はビッグ・ヴィンテージの呼び声が多い中、それでもまだまだ若いヴィンテージと言う事で、オーナー“山口”と恐る恐るテイスティング、結果は文句なしの一発合格。オーナー“山口”からも本当に久しぶりの絶賛のコメント!!早くも硫黄やヨードの熟成香が立ち上がり、存在感のあるしっかりとした味わい、「在りし日の古典的マルトロワの回帰」との事!。それでいて、ヴィンテージの良さを彷彿とさせるきれいな酸もいまだ健在、ですがそのバランスが絶妙なのです、様々なシチュエーションで楽しんで頂ける一本に仕上がっております。
是非、一度お試しくださいませ!!。

「 今月のおすすめワイン 」

ルフレーヴ

★6月のお勧めボトルワイン

POUILLY FUISSE '15 (Leflaive) \ 11,000
プイィ フュイッセ (ルフレーヴ)

「ピュリニー・モンラッシェ」村随一の造り手が「ドメーヌ・ルフレーヴ」。全「ブルゴーニュ」の白ワインにおいて最高の造り手の一つと言っても過言ではございません。
ドメーヌは20世紀初頭、“ジョゼフ・ルフレーヴ”が一族の畑を相続して設立し、その2人の息子“ジョー”と“ヴァンサン”の時代に評価を確立。“ジョー”の死後はその息子である“オリヴィエ”が代わりを務め、90年になって“ヴァンサン”の娘“アンヌ・クロード”が参画。“オリヴィエ”が自身のネゴシアン業で多忙となったため、94年以降は“アンヌ・クロード・ルフレーヴ”が一人でドメーヌの経営にあたっていましたが、残念ながら2015年に他界されました。
その偉大な功績の跡を継いだのは“ブリス・ド・ラ・モランディエール”。彼は“オリヴィエ・ルフレーヴ”の兄妹の子供で、つまり、“オリヴィエ”や、亡くなった“アンヌ ・クロード”の甥という事になります。教師からヴィニュロンに転向した“アンヌ・クロード”のように、彼もまた別の-畑-から転向してきました。元はインダストリー分野で 起業し、世界各国に居を置きつつ事業を拡大してきました。3000人を超える従業員を持つ経営者からのドメーヌ参画は実に異色です。
「ルフレーヴ」は「ピュリニー・モンラッシェ」村におよそ25haものブドウ畑を所有する大ドメーヌであり、その大部分を特級畑と一級畑が占めています。一級畑の「クラヴァイヨン」においては、クリマの総面積5.5ha中じつに4.7haを所有する半ば独占状態。特級畑の「シュヴァリエ・モンラッシェ」も7.4haのうち2haを所有し、1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きいのです。
この「シュヴァリエ・モンラッシェ」の評価があまりに高いため、「ルフレーヴ」に「モンラッシェ」は必要なし!と言われていましたが、91年、ついに「モンラッシェ」を入手。 面積は2ウーヴレ=約0.08haに過ぎず、毎年1樽造るのがやっとの希少さでございます。
今回ご紹介の「プイィ・フュイッセ」は2013年がファーストリリースです。2012年ヴィンテージの「ルフレーヴ・エ・アソシエ」のAC「ブルゴーニュ」と同じ畑のブドウで仕立てられていました。以前はドメーヌの村名ラベルでリリースするには樹齢が若いと判断され、ネゴスのAC「ブルゴーニュ」として(デクラッセ)リリースされたとの事です。樹齢が上がり、村名としてリリースする品質に達したため、2013年より「プイィ・フュイッセ」としてリリースされました。そして2014年産もリリース予定だったそうですが、雹害の影響でリリースは見送られ、2015年1年越しにリリースされました。
2015年はブドウが例外的に早く熟したようです。「マコン」では雨の恩恵は受けられず、「ピュリニー・モンラッシェ」村よりやや肉付きが少なかったものの、両方の畑は美しく、衛生的で素晴らしい状態となりました。その後の天候も、果熟をいっそう早めるものだったようです。最終的に「マコン」では収量は少し減ってしまったようです。基本的にこの地域では春に「ピュリニー・モンラッシェ」村ほど雨の恩恵を受けなかった為です。ブドウの衛生状態は率直に言って、例外的に素晴らしく、ボトリティスやウドンコ病、ベト病の兆候は少しも見られませんでした。果熟は大成功で、8月終わりに再び成熟が進んだおかげで、ちょうど良い糖度、そして尊敬に値するほどの酸を得ることが出来ました。全ての要素が、2015年をグレートヴィンテージにするものとなったのです。
「マコン」のワインであってもやはり「ルフレーヴ」。「マコン」にありがちなトロピカルさも抑えられ、ピンと背筋の伸びたワインに仕上がっています。シャルドネ種からワインを造らせれば、このドメーヌに敵う相手はない。是非、一度お試しくださいませ!!。
因みに「マコン」の醸造所で造っているドメーヌ物で、「ピュリニー・モンラッシェ」村の醸造所で造っているワインと区別するためにラベルにDOMAINE 「S」 LEFLAIVEとSが入っているとか。こちらもお確かめくださいませ!!。
他に「サン-ヴェラン'13」、「マコン・ソリュトレ'13」もオンリストしております!!。

(2018.6.01[FRI])


検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR