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メゾンドヴァン鶉亭

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京都鴨川のワインダイニングです

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「 新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン推進京都会議 」

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トップページでご案内させて頂いております「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン推進宣言事業所」のステッカーです。玄関ドアーの見えやすい所に貼ってあります・・・「より一層安心・安全な京都観光を実現するための新型コロナウイルス感染症対策宣言(ガイドライン)」と題した「京都市観光協会ホームページ」に事細かく説明してますので、興味のある方は一度、ご閲覧下さい・・・。

(2020.9.05[SAT])

「 今月のおすすめワイン 」

パリゾー

★9月のお勧めボトルワイン

GEVREY CHAMBERTIN.Terres Blanches '15 (Charlopin Parizot) \22,000
ジュヴレィ シャンベルタン テール ブランシュ (シャルロパン パリゾ)

“フィリップ”は22歳のときに1976年に父から継いだ1.5haの畑を少しずつ買い足していき、今では25haもの畑を所有するようになりました。当時若者だった彼にとって大成功ともいえます。若いうちから壮麗なスタイルが熱狂的なファンを産み出し、多大な人気と成功をもたらしたのですが、かつてよりぐんと果実味が綺麗になり、旨味の詰まった「衝撃的な果実味」で多くのファンの心をつかんで離しません。
ワイン造りの拠点を「マルサネ」村から「ジュヴレィ・シャンベルタン」村に醸造所を移し、今は「ブロション」にある広大かつモダンな建物に移っています。
畑は多くのブドウ樹が古樹のため自然に収量がおちます。リュット・レゾネ(減農薬栽培)で耕作されており、有機農法への転換にも興味があります。殺虫剤の代わりにフェロモンカプセルを用いたり、除草剤や化学肥料も使用せず、自然で健康的なブドウを育てています。“アンリ・ジャイエ”の教えをただ継続しているわけではありません。 自分の理想とする自然で果実味ののったワインを造り出すために年々進化しています。
厳しく選別された果実は、発酵・マセラシオンのプロセスで自然に抽出が行われるようにし、収穫年や銘柄に応じてピジャージュやルモンタージュを実施します。今では除梗も100%行います。ほとんどのワインが50~70%、グランクリュで100%新樽使用と新樽比率が高いことも特徴として挙げられます(近年では新樽の使用は控えているようです)。樽熟成中は澱引きをせずに瓶詰前に軽い濾過を行います。“シャルロパン”のワインは、若いうちは樽香が強く感じられますが熟成を経てワインのアロマと溶け込み、洗練された奥行きのある味わいに変化します。果実味とアロマに溢れ、精妙なフィネスを備えた 確固たる“シャルロパン”のスタイルはまさに“ブルゴーニュ最高峰の一つ”といえるでしょう。
今回おすすめのワインは、「ジュヴレィ・シャンベルタン」村の村名格の複数区画をブレンドしています。「テール・ブランシュ」とは「白い大地」という意味で、その名の通り石灰質を多く含んだ土壌の畑です。外観は深みのあるルビーレッドの色合い。ラズベリーやブラックチェリーなどの果実のアロマに加え、スミレやリコリス、シナモンの香りが漂います。口に含むと、熟したレッドチェリーのような果実味が広がり、濃密で力強い印象。活き活きとした酸と土壌由来のミネラル、樽のニュアンスが重なり複雑な味わいを構成します。しなやかなタンニンが長い余韻に感じられます。
是非、美食の会のメインワインとして、ご指名下さいませ!!。

(2020.9.01[TUE])

「今月のおすすめワイン」

シャサーニュ・モンラッシェ

★8月のお勧めボトルワイン

CHASSAGNE MONTRACHET. Clos du Chateau de la Maltroye '16 (Chateau de la Maltroye) \18,000
シャサーニュ モンラッシェ クロ デュ シャトー ド ラ マルトロワ (シャトー ド ラ マルトロワ)

「バタール・モンラッシェ」をはじめ、「シャサーニュ・モンラッシェ」村の錚々たる一級畑を所有するドメーヌ、「シャトー・ド・ラ・マルトロワ」。「ブルゴーニュ」の第一人者と言われるイギリスの“ジャスパー・モリス”氏の著書「ブルゴーニュ大全」では「シャサーニュ・モンラッシェ」村を代表する生産者の1つとして紹介されています。
15世紀に造られたこのドメーヌを、1940年に“コリュニュ”家の“ダニエル・ピカール”氏が購入し、1992年から現当主である孫の“ジャン・ピエール・コルニュ”氏が引き継いでいます。
ワイン造りは、畑ごとの性格の違いが明確に表現されているのが特徴。畑はリュット・レゾネを取り入れ、鋤で工作。ブドウの収穫時期は100日目と決めており、これはブドウ樹の開花後の100日ではなく、裏庭のユリの花が開花してからとのこと。“コルニュ”氏の祖父の代からの教えであり、今でも忠実に守られています。1970年代まではワイン造りを他の醸造元に任せていた時期もあり、かつては実験的にアメリカンオークを使用したり、バトナージュを多く行ったりと試行錯誤した時期もありましたが、現在はブドウ造りに重点を置いた、極力人の手を介さないクラシックな造りに回帰しています。
天然酵母を使いタンクで低温発酵させ、 発酵が終わる直前に樽へ移行。新樽率は村名で20%、一級畑で3分の1(1級畑の中でも一部の畑は3分の2)、「バタール・モンラッシェ」については100%使用。樽はキュヴェ毎のスタイルを総合的に分析し、6つの樽会社からそれぞれのキュヴェに合ったものを選んで使用しています。こうして造られるワインは、「シャサーニュ・モンラッシェ」村の特徴が顕著に表現された、余韻が美しく重厚感がありながらも、重たさを感じさせない気品溢れる味わいに仕上がります。
2016年の「ブルゴーニュ」は4月の霜害と5月の2度の雹害に襲われ、収穫量が非常に減少したことで、ブドウの生命力と栽培家の力量が試された年となりました。しかし8月から収穫までは天候も回復し、暑い夏となったことで果実はしっかりと成熟。収量は低かったものの、生命力豊かでエレガントな酸とミネラルを備えたブドウが収穫されました。良年の2015年のワインがしっかりとした果実味と豊かな糖分を備えたスタイルであるのに対して、2016年のワインは上質な酸を伴うフィネスに富んだ、まさに真の「ブルゴーニュ」愛好家に飲んでいただきたい味わいに仕上がっています。
外観は若々しく輝きのある淡い麦藁色。リンゴや洋梨、グレープフルーツなどの柑橘類のピュアでフレッシュなアロマと、トーストやフローラルな香りが立ち上ります。前半は、凝縮感溢れる豊かな果実味と均整のとれた美しい酸を特徴とした上品な味わい。そこから、後半のミネラリーで骨格がしっかりとしたコクのあるリッチなテイストへとシフトしてゆきます。まさに、しなやかさと重量感の一体化でございます。
是非、夏の美食のお集りの際には、ご指名下さいませ!!。

(2020.8.01[SAT])

「 今月のおすすめワイン 」

今月のおすすめワイン

★7月のお勧めボトルワイン

CHASSAGNE MONTRACET. Les Caillerets '15 (Marc Colin) \20,000
シャサーニュ モンラッシェ レ カイユレ (マルク コラン)

「サントーバン」村は「ピュリニー・モンラッシェ」村と「シャサーニュ・モンラッシェ」村の影に、文字通り隠された小さな村でございます。かつてはそのほとんどが「コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ」で瓶詰めされるほど、目立たぬアペラシオンでしたが、近年、その真の価値が認められるようになり、「コート・ド・ニュイ」の「マルサネ」とともに人気に拍車がかかっています。その「サントーバン」で最も偉大なドメーヌのひとつが「マルク・コラン」です。1944年生まれの“マルク”は1970年、26歳の時にドメーヌを創設しました。当初は「サントーバン」村と「シャサーニュ・モンラッシェ」村に6haの畑をもつのみでしたが、80年代から90年代にかけて畑を広げ、「サントーバン」村、「シャサーニュ・モンラッシェ」村のほか、「ピュリニー・モンラッッシェ」村と「サントネイ」村にも畑をもち、26のアペラシオンを手がけるまでに成長しました。
特級畑「モンラッシェ」を所有する16の造り手のひとりでもあり、10a68caの区画は「シャサーニュ・モンラッシェ村側の最上部、「ギィ・アミオ」の2つの区画に挟まれた形で位置します。またお膝元の「サントーバン」村には8つの1級畑を所有しています。もしも「サントーバン」村のクリマの特徴を知りたければ、このドメーヌの1級畑を並べて試すとよい。と言われるほどです。ブドウ栽培はリュット・レゾネで一部実験的にビオロジック。“マルク”は2000年代前半に完全引退。後を継いだのは3人の息子と一人娘。相続の始まった当初は長男“ピエール・イヴ”、次男“ジョゼフ”、三男“ダミアン”がワインづくりを長女の“カロリーヌ”が事務系をする事で運営されていましたが、すぐに“ピエール・イヴ”が独立。愛妻の“ジャン・マルク・モレイ”の娘“カロリーヌ”と共に「ピエール・イヴ・コラン・モレイ」を立ち上げました。
その後2017年の収穫前に次男の“ジョセフ”が自分自身のドメーヌを立ち上げたため、現在、三男の“ダミアン”が当主であり造り手、特にセラーを担当。長女の“カロリーヌ”とともに、ドメーヌを引き継ぐ事になり、現在のドメーヌの所有畑は12haとなりました。
 今月おすすめの一級畑「カイユレ」と言えば「シャサーニュ・モンラッシェ」村の南に位置する一級畑「モルジョ」や一級畑「シャン・ガン」などと伴に、ミネラルと花のような素晴らしい香りとしっかりしたボディで有名な銘醸畑です。粘土や小石が混じりあった石灰岩土壌で、標高約300mの急斜面最上部に位置します。南東に面した畑は程よい日照量に恵まれ、透き通るようなミネラルを伴う気品に満ちたワインが生まれる場所です。 
オレンジやスイカズラ、マルメロ、蜂蜜、アプリコットの甘酸っぱい香りをベースに、シナモンやアーモンドのアロマが織り交ざったリッチで優雅な芳香。最初はまだ硬さのある酸ですが徐々に柔らかみが増し、時間の経過と共に現れるオイリーな風味が、見事なふくよかさを引き出していきます。磯をイメージさせるしっかりとしたミネラル。余韻にはレモンピールのようなほろ苦さや火打石のニュアンスが表れ、心地よい爽やかさを印象付けてくれます。
是非、床席の美食のお集りの際には、ご指名下さいませ!!。

(2020.7.01[WED])

「 今月のおすすめワイン 」

ヴァランドロー・ブラン

★6月のお勧めボトルワイン

VALANDRAUD BLANC '16 Bordeaux \ 20,000
ヴァランドロー ブラン ボルドー

「シャトー・ヴァランドロー」は、皆様ご存じの「サンテミリオン」地区で“ジャン・リュック・テュヌヴァン”氏が手掛ける伝説的なシンデレラワインです。初ヴィンテージの1991年以来、生み出されるワインは高い評価を受け、驚異的なスピードでトップワインに比肩するまでに到達しました。
自身が正しいと思うワイン造りを常に取り入れ、実行に移してきた、研究に熱心なことで知られる“テュヌヴァン”氏、2000年ヴィンテージを造る際、彼は収穫前の予期されていた雨水による水害を防ぐためにブドウ畑の一部(2ha)にビニールシートを敷き、雨水を排除したブドウ栽培を開始しました。しかし、こちらの方法はテロワールの在り方に背くと考えられているため、フランスの公的機関である国立原産地名称研究所(INAO)によって禁止されており、こちらの畑から造られたワインは格下げせざるをえませんでした。
“テュヌヴァン”氏は決まり事よりも優れたワインを生産することを重視し、格下げしてもなお良いワインを造りたいという想いでテーブルワインという位置づけにて、「シャトー・ヴァランドロー」を「ランティルディ・ド・ヴァランドロー」としてリリースしました。フランス語で「禁じられたヴァランドロー」という意味のこちらのワインは、ワイン法によりヴィンテージさえも名乗ることが出来ませんでしたが、中身は正真正銘の「シャトー・ヴァランドロー」の2000年なのです。市場では高値で取引され、当時「最も高価なテーブルワイン」とも言われました。畑を拡張した現在でも、“テュヌヴァン”氏の厳格な栽培と醸造は変わることはなく、遂に2012年の「サンテミリオン」格付けにて第1特別級Bに昇格を果たしました。
今回ご紹介の「ヴァランドロー・ブラン2016年」は「シャトー・ヴァランドロー」が2003年から手掛ける希少な白ワインでございます。年間生産本数約3,000本の希少な白ワイン、「ブルゴーニュ」地方のかの偉大なワインなみです。
ソーヴィニョン・ブラン40%, ソーヴィニョン・グリ40%,セミヨン20%で構成されています。輝きのある、やや緑がかったイエローの外観。ほんのりオイリーなレモン、ネクター、ライムの果実香に加え、ハーブや青い葉、カモミールのノートも引き出されていきます。グラスをゆっくり揺らしますと焼きリンゴやトースト、塩気のあるバターやバニラの甘く芳ばしい芳香が浮遊し、鮮明な印象を植え付けます。透明感のあるミネラルが持続し、柔らかみのある洗練された酸。例えると冷やしたグレープフルーツゼリーのよう。爽やかながら厚みがあり、最後にわずかに残るほろ苦さに魅了される1本です。
ただいま穏やかな気候で居心地の良い床席の乾杯にピッタリでございます、是非、ご指名下さいませ!!。

(2020.6.01[MON])

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